深津貴之さんINTERVIEW
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■現在開発中のアプリ「多重露光アプリ」について
- 現在、新しいアプリを開発中とのことですが、紹介できる範囲で良いので解説をお願いします。
「基本カメラ系のアプリをメインに作っているんですけれど、iPhoneで多重露光の写真が撮れるアプリを作っています。多重露光というのは、昔のアナログ写真で写真を撮った後にフィルムを巻かないでもう一度写真を撮ると、何度も何度も多重に、一枚のフィルムに何度も撮影するので、合成写真を作れるって言うのですね。写真でファインアート(※注:日本語の芸術とほぼ同義であるが、特に応用芸術、大衆芸術と区別して純粋芸術を意味する場合に使われる)っぽいのを作る人もいれば、逆に上手く利用して心霊写真的な物を作る人もいるんですけれども、そういう多重露光をiPhoneでできるようにしようってアプリを、今作っています」
- 多重露光を使うと、2重にも3重にも4重にも写真が撮れるようになるんですね。よく花火が一度に見える写真がありますが、あれは実は何発も重ねて撮っているんですか?
「今とりあえず1枚撮ってみましょうか。写真を一枚撮って、これに次の写真を合成していきます。本当は黒い背景の方が良いんですが…。
(そばにいたiPhoneマスターのTシャツを背景に撮影した写真を合成し、見せてくれました)
「と、こういう風にどんどんと写真が重なっていくので、よりこうビンテージな写真とかの技法を再現できます。あまり一般向け仕様ではないんですが、写真で作品を作る人向けに高度なことが色々できるようなものを作ろうとしていて。今回はこういう、さすがに多重露光はやり直しがきかないとキツすぎるので、やり直しで過去の写真にさかのぼれたりとかの機能もつけています。
(実際に合成後の写真がプロジェクターに映し出されています)
「これは旅行に行ったときに撮ったんですけど、何枚も写真を組み合わせることで、道路の写真と町並みを合成して崖に立っているようなものを作ったりとか、人と空を合成したりとか。空とショーウィンドウを合成したもの、地面とスターバックスのカップなど、ちょっとアーティスティックな写真がiPhoneで簡単に撮れるアプリを今作っています」
- このアプリを使うと、会場に集まってくれた皆さんを20名から40名に、60名にってどんどん増やして撮れるということですか?
「三脚さえあればそういうのを簡単に撮れるんですけど、iPhone用の三脚とかはさすがにないですよね」 (実際に、会場に集まっていただいた皆さんの写真を撮影)
「1枚目撮ります、2枚目は大きくポーズ換えてください、3枚目行きます」
(完成した写真を再度見せてくれました)
- アーティスティックですね。
「そういう写真を撮るので。本当は黒い背景とかで人の1枚目を撮って、上半身をずらしてとかやると、阿修羅とか忍者とかマトリックスで弾を避けるような写真を撮ることができるんです」
- 作品を作っていくには面白いんでしょうね。
「工夫次第で結構キレイな写真が撮れるかと思います」

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